愛知213局　かっつぁん・万葉（かずは）のあとおし　第3回目の放送です。
皆さんよろしくお願いいたします。

この番組のメインのゲストコーナーは、あんな事をやってみたい。
将来なりたい職業だけど色々不安でできない…
そんな人たちへ、やっちゃえよ！って背中を押し、さらに頑張ってるゲストの方には、人に話す事により初心に戻り、「もう一丁がんばるか！」と励みになって頂きたい。

そして、その道で頑張っている方の初めの一歩は？その道に辿り着くまでの過程は？
SNSとは違い、リアルな経験にもとに基づくお話をしてきましてきます。


第3回放送のゲストさんは、
榊原デザイン一級建築士事務所の所長である　榊原　正樹さんにお越し頂きました。

私からの紹介は割愛して、「夢あるリスナーへの参考になるメッセージ」が沢山あるので、ガッツリ読んで下さい！


一級建築士をなぜ目指したのか？

自分の考えた建物や空間を何も無いところから実際に世の中に生み出すことが出来るということに醍醐味を感じましたね。建築家がそれを可能にしうる職業であることに。
僕の場合は建築以外にも、音楽であるとか絵であるとかオリジナルのものを作るのが好きです。小さな発明も趣味です（笑）
一級建築士というのは職業ではなくて資格の名前ですが、その資格はやろうとすることのすべてのスタートラインになります。
一級建築士になることが目的ではなく、建築家として形になるのものを残して行きたいと思っています。




一級建築士になる為には？

建築士の資格には一級建築士、二級建築士、木造建築士がありますが、合格率はそれぞれ15％、25％、35％ぐらいと言われています。
僕の場合、大学の建築学科を卒業して2年の実務経験をもって受験資格を得ました。
既に二級建築士をお持ちの方は二級建築士として4年以上の経験が必要になります。
大学へ進まなかった方の場合は高等専門学校（2年）＋実務経験4年以上＝合計6年が一級建築士の受験資格になります。
試験は一生に一度のことと思って、1年間はすべてを棒に振ってでも頑張るべきかなと思いますね。




一級建築士になって良かったか？否か？

これがなければ今の自分はありません。職業を変えようと思ったことは一度も有りませんね。自分に向いていたんだと思います。
ただ、一級建築士にも職務は色々合って、大企業の設計部で世界を股にかけた大型プロジェクトに携わる人もいますし、私のような個人相手のアトリエ事務所の人もいます。
また設計ばかりでなく施工の方に携わる人もいたり、インテリア専門の人もいます。
いずれにしても一級建築士を持っていると制限なく仕事ができますから、自分のやりたいことを実現したいと思うのなら必須条件です。




一級建築士を目指している方々へアドバイスとメッセージを。

一級建築士を持っているからと言って一生安泰とか、お金がどんどん儲かるとか、そういうことは別問題です。
どんな職業でもそうだと思いますが、その資格を持ってから何が出来るかです。努力次第で自分の夢を実現してくれる可能性を持っています。
目標のない夢は実現しませんが、建築が好きならば夢を描いて、それを本当の形にしてみませんか。




告知

10月9（土）10（日）に住宅の構造見学会を開催します。
この見学会では耐震等級3を標準とした地震に強い家造り。完成してからでは見えなくなってしまう構造の内部をお見せします。
また、建築家の考える構造をデザインに活かすとどうなるのか。注文住宅ならではの醍醐味を是非この機会にご覧いただきたいと思っております。
コロナで難しい時期ではありますが、どうぞよろしくお願い致します。





＜プロフィール＞

榊原デザイン一級建築士事務所
所長　榊原正樹

Best of Houzz 2021、2020、2019　3年連続受賞
雑誌掲載多数
専門家メディアにて執筆活動中

■TOKAI OFFICE　東海市大田町堀切60-1
■NAGOYA OFFICE　名古屋市中川区高畑五丁目29-1ファインネスト八田502
■SMART GARAGE HOUSE SHOWROOM　名古屋市中川区富田町大字千音寺赤星裏4540
TEL：050-5881-8919
MAIL：info@sakakibara-design.com
HP： http://www.sakakibara-design.com/



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