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  • 2020/05/21【道後大和屋】道後温泉 大和屋本店 ラジオブログ 考古学で「松山を掘る」 第12回 朝日谷2号墳 中編 松山平野の五国志

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    道後温泉 大和屋本店 ラジオブログ
    考古学で「松山を掘る」第12回 朝日谷2号墳 中編
     国指定の重要文化財になる予定です。 


     今回は、松山市総合公園で、平成元年に調査された

     朝日谷2号墳 と
      松山平野には5つの国があったという
     お話です。
      ゲストは 愛媛考古学協会会長
      名本二六雄 なもと にろお 氏です。

    経歴
     大阪大学 法学部 卒業
     トヨタ部品四国共販株式会社 元社長
     愛媛考古学協会会長
     日本考古学協会埋蔵文化財保護対策全国委員
     愛媛県埋蔵文化センター評議員
     松山市文化財保護審議会審議委員



    朝日谷2号墳が出土した大峰ヶ台丘陵から、伊予灘方面を臨みます。
    中央遠くに見える山は、瀬戸内海に浮かぶ興居島です。
    このような高地から、前方後円墳が出土したことも

    朝日谷2号墳が国指定の重要文化財に選ばれた理由です。

    松山市考古館の
    朝日谷2号墳の説明文書
    1989年4月に松山平野西部の大峰ヶ台丘陵で発見されました。
    丘陵北側の尾根線上の標高71mに立地し、古墳からは瀬戸内海の伊予灘や斎灘が一望されます。




    出展 松山市考古館  朝日谷2号墳から出土した土器です。
    卑弥呼の時代 人々は、こんな器を使っていました。

    古墳時代 松山平野の五国は、
       伊予・湯・風早・久米・(名称不明) だったそうです。


    風早地区は古来栄えた土地でした。
    応仁天皇の時代には、風早国造が派遣されてきたそうです。
    風早地区の神社  櫛玉比賣命神社 くしのひめじんじゃ も由緒ある神社です。
    〒799-2422 愛媛県松山市高田702

    松山市考古館に掲載されている文章です。

    海に開く松山
     松山平野の人々は、弥生時代から古代にかけて、
    周辺諸地域との密接な交流をくりかえしてきました。
     そして在来の文化と伝統の上に、大陸の文化や技術を取り入れながら、
    瀬戸内のなかでも複雑で個性豊かな地域文化を形成させてきました。
     その大きな要因には地理的位置に加えて、絶えず瀬戸内海を海上交通路として
    利用した海人たちの活発な活動があったことがあったことが考えられます。


    今回の特筆事項は、松山は地形に恵まれ、
    古墳時代から豊かな土地であったということです。
    次回は、二禽二獣鏡 朝日谷2号墳 後編をお届けします。
      「考古学で、松山を掘る」次回もお楽しみに。



                         
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    ゲスト名 愛媛考古学協会会長 名本 二六雄 氏
    パーソナリティ 水野真人
    公開日 2020/05/21
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