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2019/02/25【道後大和屋】道後・大和屋 ホンマルニュース【第8回】愛媛が生んだ探検家 和田重次郎 後編
道後・大和屋 ホンマルニュース
愛媛・松山・道後の情報を発信しております。
今回 第8回は
愛媛が生んだ探検家 和田重次郎
~犬ぞり使いの神様~ の 後編 です。
和田重次郎の活躍を語っていただくのは
和田重次郎顕彰会 事務局長 上岡 幹夫 (うえおか みきお) 氏です。
和田重次郎は明治8年 愛媛県で生まれました。松山市日の出町で育ち
明治25年 アメリカに旅立ち アラスカで数々の功績を残しました。
晩年の和田重次郎
和田重次郎は、
1875年(明治8年)
愛媛県周桑郡小松町(現西条市)に、
父和田源八(旧小松藩士)と母セツの次男として生まれました。
1879年(明治12年) 重次郎が4歳のとき
母セツの実家
愛媛県温泉郡素鵞村(現 松山市日の出町)に身を寄せます。
1892年(明治25年) 17歳のとき
アメリカに旅立ちます。
サンフランシスコに上陸後、捕鯨補助艦バラエナ号に乗り、三年間北氷洋で働く。
このとき、ノーウッド船長から英語・地理・測量等の知識を教えられました。
重次郎にとっては、これが、かけがえのない財産となりました。
1897年(明治30年) 22歳
原住民のイヌイットさえ恐れていた北極圏の奥地を探検し、
犬ぞり使いと狩猟の名手と呼ばれるようになります。
また、バローの地で
氷に閉じ込められた二ューポート号を救援します。
このことで、アラスカの地で重次郎の名声は
一層高まりました。
そして いよいよ
1903年(明治36年) 28歳のとき
アラスカ・フェアバンクスで金鉱を発見します。
この金鉱発見で、アラスカは猛スピードで開拓されます。
ここからが、後編 重次郎の活躍です。
1906年(明治39年) 重次郎が31歳のとき
原住民イヌイットの生活向上に尽くし、三つの村を統括するイヌイットのキングになります。
1908年(明治41年) 33歳のとき
前人未踏のドウソンから5,000マイル(8,000キロ) に及ぶ北極海沿岸を犬ぞりで探検します。
当時の新聞に大きく報じられたそうてす。
1909年(明治42年) 34歳のとき
セワード商工会議所から依頼され、
セワードからアイディタロット鉱山までのトレイル(雪道)の開拓のため、
30隊の犬ぞりを率いて調査しました。
できたトレイルは、のちの時代に大きな功績を残しました。
現在 トレイル開拓を記念した犬ぞりレースが
ホワイトホースが開催されています。
1920年(大正9年) 45歳のとき
カナダ政府の油田調査員となり、北極圏からマッケンジー河全流域を探検します。
1937年(昭和12年) 62歳
3月5日 アメリカのサンディエゴ郡病院で他界します。
下記が 和田重次郎の功績地図です。
明治の時代、単身 アメリカ大陸に渡り、カナダ・アラスカで
輝かしい功績を残した 和田重次郎。
松山市日の出町 9 に顕彰碑があります。
地図も作りました。
お話しいただいた 上岡幹夫 氏
顕彰会 事務局長はプライベート 松山市役所伊台支所 支所長という公職も務められています。
松山市 観光課長をされていた頃から、水野をご指導くださっています。
和田重次郎顕彰会 ホームページ
https://wadajujiro.com/
上岡 幹夫 氏 フェイスブック (ほとんどが重次郎関係の投稿です。)
https://www.facebook.com/ueoka.mikio?fref=search&__tn__=%2Cd%2CP-R&eid=ARA_XQFr-APUfL6wvr12l6e30NAYrSpDrS0iYxSdH-ooeCukz2l7rBKvYrpHOp3HmUBFBu7fFUslbouf
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ゲスト名 | 和田重次郎顕彰会 事務局長 上岡(うえおか) 幹夫 氏 |
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パーソナリティ | 水野真人 |
公開日 | 2019/02/25 |
過去の放送一覧 | 道後・大和屋 ホンマルニュース |