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  • 2023/09/29【愛媛】ひろりん教授の”つながる言の葉サロン”〜人生の旅は、本の旅 #政治経済 

    番組を聴く 一時停止


    媛の国ビブリオバトル実行員会主催
    第10回全国高等学校
    ビブリオバトル愛媛県大会2023 

    ~~~~~~~~~~
    リスナーの皆様、こんにちは。
    ひろりん教授の
    「つながる言の葉サロン」です。
    若者とオトナを言葉でつなぐ番組です。​

    ~~~~~~~~~~
    秋風が吹き始めましたね。
    庭にも彼岸花が咲き始めました。
    今日もひろりん、秋風を感じながら
    一人でお送りします。
    今はもうあき~ 誰もいない海~♪


    さて、前回は夏バージョンで少し騒ぎ過ぎたと
    反省し、今回は、秋バージョンで静かモードに
    行きたいと思います。

    秋と言えば読書・スポーツですね。
    ラグビーワールドカップの日本対イングランド戦
    皆さんもご覧になりましたか?


    結果は負けてしまいましたが、
    私には感動的な場面がありました。
    それは、開始72分過ぎ、
    27対12で、日本が負けていた時です。


    イングランドがトライするためにゴールライン
    間際でボールを押し込もうとしてくるんです。
    それを何とか防ぎたい日本チームは、
    体当たりして必死で止めるわけです。

    でも、
    イングランドはボールを横に出して、
    それを押し込もうとする、
    日本は必死に止める。
    押し込もう、止める、
    押し込もう、止める。


    そんな攻防が4~5回繰り返されたんです。
    へとへとになってもゴールラインを越えさせ
    ないという気迫、死守する姿、
    本当に感動的でした。


    次戦は10日後のサモア戦。

    サモアはこれまで強い選手を出していな
    かったそうで、今度は本気のメンバーで
    来るのでは、という話。
    ドキドキの秋の夜がしばらく続きます。

    (日本時間 2023/09/29 朝0400頃試合開始)
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    まずは、
    リスナーの皆さまへ告知です。
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    2023年10月15日13時~から
    媛の国ビブリオバトル実行員会主催の
    第10回全国高等学校
    ビブリオバトル愛媛県大会2023 が開催されます。
    場所は、共催していただいた東雲女子大学です。

     

    媛の国ビブリオバトル実行員会公式FBはこちら
    ↓​↓​↓
    https://www.facebook.com/profile.php?id=100084743093496

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    ビブリオバトル愛媛県大会
    観覧お申し込みお待ちしております。


    さて、さて、
    本日のテーマは「旅」です。

    よく「青春の1ページ」という言い方をすること
    があります。人生を本の一部に例えて言うもので
    すが、自分の人生を振り返るときの方法の一つが
    「どんな本を読んできたか」と
    いうことだと思います。




    私はそれを、「本の旅」と呼びたいと思います。
    「人生の旅は、本の旅」ということもできると思います。


    以前ある方に、今まで出会った本について
    紹介してくださいというお願いをしたところ
    「私は本をあまり読まないから・・・」
    と断られました。

    そこを食い下がって、
    20代は、どんなことを考えていましたか?
    その時読んだ本で覚えている本は何かありますか?
    という質問をしたら、徐徐にその方は思い出してくれました。

    それは・・・


    大学を卒業して都会で会社員になり、
    猛烈に働いて、疲れてしまった。その時。

    旅行雑誌で見た下灘駅という駅に興味を
    持ち、下灘駅の夕陽を見に行かれた
    そうです。

    下灘駅は、愛媛県伊予市双海町にある、
    JR四国の予讃線の駅です。標高11 m。
    日本一海に近い駅として、また日本一の
    夕陽が見える駅としても有名な場所です。

    観光列車・伊予灘ものがたりが
    運転停車することでも有名です。
    駅周辺は撮影名所の一つとして
    旅行客でいつもにぎわっています。


    何回か下灘に来るうちに、会社を辞め、
    駅のある伊予市に移り住んだという
    お話でした。

    その方は、人生の中で出会った本を思い出すと、
    自分も意外に本を読んでいるということに
    気がついたそうです。

    大学時代の専門の本、介護の仕事に就いた
    時には介護に関する本、生や死に関する本
    など。その時々の仕事や興味で本に出会って
    いたそうです。


    「自分の人生の中で、出会った本が、
     それぞれにあるんですね~」と
     おっしゃってました。


    みなさんは、
    10代の頃、どんな本を読みましたか?


    そこで、私ひろりん教授の
    人生の旅は、本の旅をご紹介します。


    私ひろりんが、16歳の頃に読んだ本は、
    「オオカミのまゆ毛」という本です。

    松谷みよ子 著「オオカミのまゆ毛」講談社公式
    ↓↓↓
    https://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000131315

    他には・・・
    ​10代の頃は、お菓子の本かなぁ。

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    そして、20代の頃は
    父の本棚の中から見つけた
    五味川純平著「人間の条件」です。
    この本は、特に印象に残っています。

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    五味川純平著「人間の条件」について

    1955年 三一書房から
    1948年の復員後、自らの従軍体験を基にして
    1955年に発表
    1,300万部を超える大ベストセラーとなった。

    内容
    (「BOOK」データベースより)
    珍しく棉のような雪が静かに舞い降りる宵闇、
    一九四三年の満洲で梶と美千子の愛の物語がはじまる。
    植民地に生きる日本知識人の苦悶、良心と恐怖の葛藤、
    軍隊での暴力と屈辱、すべての愛と希望を濁流のように
    押し流す戦争…
    「魂の底揺れする迫力」と
    評された戦後文学の記念碑的傑作。

    著者略歴
    (「BOOK著者紹介情報」より)
    五味川 純平
    一九一六年三月―五日生まれ。
    作家。中国大連に近い寒村に生まれる。
    一九三三年 大連一中卒業。
    満鉄奨学資金給付生となり、
    東京商科大学予科入学するも、中退。
    東京外国語学校英語部文科卒業。
    旧満州の昭和製鋼所入社。
    一九四三年招集され、ソ満国境を転戦、捕虜となり、
    一九四八年帰国
    (本データはこの書籍が刊行された当時に
      掲載されていたものです)


    五味川純平著 「人間の条件」岩波書店公式
    ↓↓↓
    https://www.iwanami.co.jp/book/b256060.html

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    さらに、20代の頃は
    1年に1回。夏休みに戦争に関する本を読もう
    ということで、半藤一利著 「日本の一番長い日」
    を読みました。


    「日本の一番長い日」
    半藤一利著 文春文庫 2006年
    昭和二十年八月六日、広島に原爆投下、
    そして、ソ連軍の満州侵略と、
    最早日本の命運は尽きた…。
    しかるに日本政府は、徹底抗戦を叫ぶ陸軍に引きずられ、
    先に出されたポツダム宣言に対し判断を決められない。
    八月十五日をめぐる二十四時間を、
    綿密な取材と証言を基に再現する、

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    他には・・・

    渡辺淳一著「冬の花火」
    愛新覚羅浩 著「流転の王妃の昭和史」 

    中城 ふみ子さんの短歌集にも
    心が惹かれました。


    中城 ふみ子
    1922~1954。本名・野江富美子。北海道帯広市生まれ。
    東京家政学院在学中、池田亀鑑より作歌指導を受ける。
    「新懇」「山脈」「女人短歌」「潮音」「凍土」
    などに参加。
    1952年乳癌と診断され、両乳房切除の後、1954年に
    再発し札幌医大附属病院に入院。病床から応募した
    「短歌研究」第1回五十首詠で特選となる。
    同年7月、第一歌集『乳房喪失』を出版。
    8月3日、31歳で死去。
    戦後、前衛短歌の先駆けとなり、寺山修司とともに
    現代短歌の出発点であると言われている。
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    「流転の王妃の昭和史」 2012年
    愛新覚羅浩 著 中公文庫
    軍部の政略から満州国皇帝弟の溥傑に嫁ぐも、
    終戦後は夫と離ればなれになり次女を連れて
    混乱する大陸を流浪。
    帰国してからは物資不足の苦しい生活、
    そして長女の死…
    日中のかけはしとして、激動の人生を生きぬいた、
    ひとりの女性の自伝的昭和史

    嵯峨 浩
    (さが ひろ[1]、
    1914年〈大正3年〉3月16日 -
     - 1987年〈昭和62年〉6月20日)
    侯爵嵯峨家(公家華族)の長女。
    愛新覚羅溥傑(満州国皇帝愛新覚羅溥儀の弟)の妻。
    後に記した自伝のタイトルから
    「流転の王妃」として知られる。
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    そして、
    大学教員になった頃。


    フランス料理に興味があったからでしょうか
    「料理王国」1994年創刊 

    中国の大学に学生を連れていくために読んだ
    中国に関する本

    新刊(1996年)として、
    印象に残っているのは
    沢木耕太郎 ​著「彼らの流儀」です。


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    さらに、40代の頃は、
    コーチングの本
    韓国に関する本かなぁ。

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    そして、50代の頃は

    介護の本・がんに関する本

    特に印象に残ったのが
    辰巳芳子さんの料理本「あなたのために」です。
    レシピの実践本です。


    辰巳芳子著「あなたのために」
    文化出版局HPより
    ↓↓↓
    https://books.bunka.ac.jp/np/isbn/9784579208258/


    歌人。永田和宏と河野裕子 著
    「歌に私はなくだらう」

    さらに、読書といいますか、
    本屋さんの岩田徹さんの
    「一万円選書」という考え方。

    忙しくて、なかなか本屋に行けない方への
    本屋さんからのメッセージです。
    こちらも印象的でした。


    〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
    現在進行形。
    今読んでいるのは、AIとSF の短編集
    です。

    私ひろりん教授は
    これからどんな本に出会うのか・・・。


    リスナーの皆さまの
    「本の旅」は、どんな本が思い出されますか?
    私にもコソッと教えてくださいね。

    それでは、本日は静かに
    終わりたいと思います。
    ごきげんよう。
    (ひろりん)


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    ひろりん教授の旅の思い出
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    みなさんが初めて海外旅行に行ったのは、
    どこですか?そのきっかけは何ですか?

    私の初めての海外旅行は、韓国。
    広島に住んでいた私は福岡まで行って、
    そこから飛行機で、プサンに入りました。

    プサン大学からの留学生が、友達を紹介
    してくれて、その友達がプサンの空港に
    迎えに来てくれたのです。

    時期は3月。
    ケナリという黄色の花。
    日本ではレンギョウという名前ですが
    その花が道沿いに咲き誇っていたのが
    印象的でした。

    海外旅行を思い立った理由は、

    失恋・・・・

    旅に出て失恋の傷をいやそうと思ったのですが、
    癒すひまなどなく、
    言葉のわからない場所、使い慣れないお金
    誰かに日本人の批判をされるのではないか
    という不安、
    所持金が減っていくこと、
    事故に合ったらどうしようという不安、

    そんな不安で毎日が必死でした。

    でも、韓国の方々はとても親切でした。

    ずっとつきあって案内してくれた留学生の
    友達はもちろん。

    ビビンバを注文して
    どうやって食べようかな~と見ていたら、
    急に「こうやって混ぜるといいよ」と
    石鍋にスプーンを突っ込んで、
    ぐいぐいかき混ぜて教えてくれた
    豪快な食堂のおばさん。

    バスの中で、降りる場所を英語で教えてくれた
    おじさん。

    名所の入園料を払ってくれたおじさん。

    旅行中の慌ただしい中で、
    気がついたら、心の痛みは、いつの間にか
    治っていました。

    その時から、私は、辛いことがあったら、
    環境を大きく変えてみる。旅に出てみる。
    という方法がいいなぁと思うようになりました。


    ~~~~~~~~~~
    最後の最後に〜
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    ☆短歌ではない、俳句コーナー☆

    猛暑の日色づきて待つ彼岸花

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    さあ、次回からは
    またゲストをお招きして
    お話を伺います。
    お楽しみに。

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    ひろりん教授情報
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    https://college.shinonome.ac.jp/

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    ひろりん教授顧問の
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    URL:https://twitter.com/@shino_kotoba_ke

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    ひろりん教授の”つながる言の葉サロン”
    〜人生の旅は、本の旅 
    #政治経済

    (写真左下 とうそんし画)
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    ・文章構成担当 Kin

    ・フリーBGM使用
    音楽素材MusMus
    https://musmus.main.jp
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    本気の人が 本気で喋る
    本気まるだしラジオ局
    ホンマルラジオ愛媛局

    Are You HONKI?


    パーソナリティ 松山東雲女子大学教授 ひろりんさん
    アシスタント ホンマルラジオ愛媛局AD 松永さん
    公開日 2023/09/29
    過去の放送一覧 ひろりん教授の”つながる言の葉サロン”

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