第14回


施術家であれば、1度は先生も経験があるのでは、ないでしょうか？
 
「お客様からお金を“いただけない”」
 
あくまでも、“いただけない”です。
 
少し厳しい言い方になるかもしれません。いただけないというのは…
患者さんに価値を提供していないからか？技術に自信がないからなのでは？
 などのマイナス要素があるから、お金をいただけないんですよね。
 
それなら、自信がついてから、メニュー化するべきですし、提供してあげるべきです。
 
さらに、
 
「今日は、料金を安くしてあげる」
 
「今日は、少し長く施術をしてあげる」
 
など、ついついサービスをしてしまう先生が、非常に多くいらっしゃいます。
 
その理由次回も、来院してもらう為に

人は、甘えられると、次も求めてしまいます。
 
一度、サービスをしてあげると、次回もサービスを期待してしまいます。
 
で、サービスをしないとどうなるのか？
 
不平や不満が生まれるんです。
 
「前回は安くしてくれたのに！」「前回は長くしてくれたのに！」
 
そんな気持ちが頭に浮かび、本来なかった気持ちが生まれるんです。
 
そして、次なるサービスを求めて、他院に行ったり、説明を聞かなくなります。
 
一見、サービスをすることは、良い行動だと思われます。
 
しかし、その代償は、想像以上に大きいのです。

ではこのような場合、どのようにすればいいのでしょうか

 

＊金井克行＊

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