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2020/12/27【東京総本局】栗田千津子の『Let’s人生会議』vol.29「私が望む形で治療やケアをしてもらえる」ゲスト:歯科医 横山雄士先生
栗田千津子の
『Let’s人生会議』vol.29
この番組は終活を始める前に何をどうすればいいのか?
「人任せ」にせずご自分の人生をどうやって生きていくのかを「もしバナゲーム」を通じて一緒に考えていく番組です。
〜Let’s人生会議を始めましょう。
今回のもしバナカードは「私が望む形で治療やケアをしてもらえる」です。
最後まで美味しく食べたい、最後に〇〇を食べたい、
そんな望みをお持ちの方は多いと思います。
そこで今回は国分寺で開業されている歯科医の横山雄士先生を
お迎えして食支援について色々とお伺いしています。
障害児の食支援は「なるべくお母さんの味」を味わっていただく為の支援、
子供の場合は初めて口にすることも多い為感受性や成長を促すための支援。
高齢者の場合は食材については記憶があるため現在のお口の状況によっては、
同じ食材でも形を変えて行かないといけない場合もあるが、
記憶をたどって食べるために形が違うと食べてくれないこともありますが、
最後まで安全に食べていただくために口腔ケアがとても大事であるということ。
若い方であれば食後にフロスや歯間ブラシを使うことは抵抗なくできますが、
高齢者の場合は支援が必要となることも多いそうです。
以前は高齢者の方は残存する歯も少なく入れ歯の方が多かったのですが、
現在では8020運動の効果もありご自分の歯が残っている方も多い反面、
残っている歯が虫歯になったまま放置されていることも多くなっています。
それだけ口腔ケアが大事になってきます。
なるべく歯科受診を続けて口腔ケアを
日常の生活の中で大切になさっていただきたいと思います。
いよいよ歯科受診が難しくなってきたら
訪問歯科の先生に来ていただき口腔ケアの指導を受けるようにしてください。
◾️横山雄士先生のプロフィール
横山雄士(よこやまゆうし)
1978年2月7日生まれ
東京都国分寺市で父親と一緒に歯科医院開設
当院では最年少は0歳の障害を持ったお子様から100歳オーバーの高齢者の歯科医院に通えない方を訪問して診療をおこなっています。
当院の特徴として、
最期まで口から食べる楽しみを感じてもらうことを目標に診療をしております。
歯科には珍しく、管理栄養士が常勤でおり、
口から食べる栄養についても患者さんや家族と一緒に考えています。
それ以外の取り組みとして
①「いただきますの会」という食支援の会を開催し口から食べることに障害がある人を食べられるように講演会や地元の農協施設を借りてクッキングセミナーを地域の病院・在宅の医療職や料理研究家さんと一緒に活動しております。
②多摩小児在宅歯科医療連携ネット歯に問題があっても通えない障害のあるお子さんの歯科診療の普及のため、病院の小児歯科医と障害児専門の歯科医、嚥下専門クリニック歯科医とで会を立ち上げています。この活動は現在全国でも広がっています。
「人生会議」~それは今を大切に生きるための話し合い・・
◯パーソナリティ紹介---------------------
栗田千津子
ブログ:
kurita-acp.com
Facebook:
https://www.facebook.com/profile.php?id=100002942775429
【Let’s人生会議QRコード】
こちらから過去の番組も聞くことが出来ます。お楽しみください。
ゲスト名 | ゲスト:歯科医 横山雄士先生 |
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パーソナリティ | 栗田千津子 |
公開日 | 2020/12/27 |
過去の放送一覧 | 栗田千津子の『Let’s人生会議』 |