「体質チェックをしてみましょう。」
東洋医学でいう「気」「血」「水」が不足している、または滞っているかによって体質を６つに分けて考えます。

「気虚」　　気が不足している状態
元気や気力という言葉のように「気」は活力・エネルギーのもと。疲労を感じやすく、ストレスや緊張などの精神的負荷がかかると、免疫力が低下しやすく、風邪をひきやすい

「気滞」　　気が停滞している状態
主にストレスや疲労の蓄積が続き「気」の流れが悪くなって滞っている状態。精神的に不安定になり、イライラしたり落ち込みやすくなるといった不調が現れやすくなる。

「血虚」　　血が不足している状態
体に栄養素を行き渡らせる「血」が不足した状態、肌や臓器に血が行き渡らないため、ツヤのない青白い顔色になったり、めまいや立ちくらみが起き、肌がカサカサになったりする。

「瘀血」　　血が停滞している状態
血がドロドロして「血」の巡りが悪い状態。顔や唇の色が暗い、手足の冷えんどの症状が現れ、さらに血行不良が続くと、慢性的な肩こり、腰痛を引き起こす。

「陰虚」　　水分が不足している
体を潤す「水分」（血液以外の体液）が足りない状態。痩せ気味、頬が赤みを帯びやすく、耳鳴り、寝汗などが現れやすくなる。目や喉が乾いたり、便秘になったりする。

「痰湿」　　水が停滞している
水分代謝が悪くなり、余分な水分や脂肪分が溜まった状態。肥満や脂質異常症になりやすく、動脈硬化症や狭心症、脳梗塞を引き起こす要因にもなる







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今回は「一包化」について。薬剤師としては当たり前のことでも立場が違うとあれっと思うこともいっぱいある。例えば「毎食後」という印字。施設では服薬チェックをケースにセットする時、服用時、服薬後と３回チェックします。でも毎食後と印字されていると朝、昼、夕なのかはっきりしませんね。できれば一つの袋には一つの服用方法だけ印字してほしいなとか。立場が違うからこそ見えてくることがあります。

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パーソナリティ	栗田千津子
公開日	2022/06/05