今年に入ってから実は金利が大きく上昇してきています。
1月15日には満期まで2年の新規発行の国債の利回りが0.7％をつけてなんと2008年10月以来16年3か月ぶりの高い水準になりました。
「0.7％なんて大したことないじゃない」と思うかもしれませんが、
なんと2年物の国債は昨年の7月末まで約9年半の間はマイナス金利だったんです。
そして2021年の中頃は満期まで40年の国債の利回りが0.7％以下だったことを考えると、
金利が上がっているのだということを感じてもらえると思います。

預貯金に利息が付く時代に入った来たということです。
ただし、モノの値段も上がってきていますから、いくら金利がついたといっても、仮に物価が2％上がって、
金利が１％なら、実質的にはマイナス１％の金利ということで、預金の価値は目減りしてしまいます。

物価の上昇に耐えられるような金融資産への「投資」を取り入れなければならなくなってきているのです。
ただ、そこには「価格変動」という厄介なものがついてきます。
「価格変動」は避けられませんが、それに対処する方法はあります。
時間を味方にする、分散投資をするが基本になります。
皆さんも徐々に力を蓄えていきましょう。

今日のゲストは、
　高伊　茂さんです。
　「人生を豊かにするアドバイザー」として、年中無休・終身現役の精神で、
国内各地においてライフプランのセミナーを中心に、相続・遺 言、年金、終活等のセミナー講師を務めている高伊茂さんです。

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