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  • 2025/02/15【ぐんま】FPオーちゃんの「マネーのとびら」【第26 回】相続登記の義務化について#政治経済

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    今日のゲストは、司法書士の木村幸一さんです。

    木村さんももちろんファイナンシャル・プランナーでもあります。
    木村さんは北海道の雨竜町で司法書士・行政書士事務所を開いています。
    雨竜町といってもわからない人が多いかもしれませんが旭川から西の方角約 60キロほど行ったところになります。
    この番組ではさまざまなプロの方のお話を伺っていますが、司法書士の方とお話しするのは今回が初めてです


    *今日はゲストトーク以外にこんな話をしています。

    私は日本学生支援機構のスカラシップアドバイザーとして高校などで奨学金についてのセミナーを行っています。
    機構の奨学金には給付型と貸与型の制度があり、さらに貸与型では利息の付かない第1種奨学金と、
    貸与された奨学金に利息がかかってくる第2種奨学金があります。
    そしてその第2種奨学金の利息が決まるのが奨学金を最後に受け取った時、一般的には卒業時の3月時点の金利が適用されます。
    つまり、奨学金を受け取り終わらない実際の利息がいくらになるのかがわからないわけです。
    ちなみに令和5年 3月に卒業した人は、返還利率が0.905%、令和6年3月に卒業した人は、
    0.94%、今年の3月はまだ決まっていませんが、おそらく1.5%近くになると思います。
    なぜこのように返還利率が上がってきているかというと、それはこのところの金利上昇によるものです。

    仮に、毎月5万円ずつ、4年間で合計240万円の奨学金を借りた場合、2年前に卒業した人は、
    毎月14,322円ずつ15年間で返還、返還総額は2,578,053円です。
    これから4年後に今より1%金利が上昇していたして、返済利率を仮に2.5%とすると、
    毎月の返還額は16,165円、返還総額は2,909,892円になり、毎月の返還額が約1,800円増え、
    返還総額は約41万円増えることになります。     奨学金制度は、経済的困難により進学を断念することがないよう、
    教育を受けたいと願っている人にチャンスを与え、将来の夢の実現を妨げないようにしようと支援する制度です。
    奨学金は借りられるだけ借りるというのではなく、必要になる金額をしっかりと検討して借りるようにしましょう。

    進学し、自分の能力を高め社会に出て活躍することを夢見て頑張ってほしいと思っています。

    パーソナリティ 大谷明
    公開日 2025/02/15
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