第1245回「朴庵例会の風光」(第12回)黒瀬英作の夢を語ろうMy Friendは、「念唱・大宇宙大和楽」!!

「念唱・大宇宙大和楽」を少しずつ連載します。
Ⅱ宇宙人と一遍上人

宇宙人像に捧げる歌

（三宇宙人の声）
宇宙は一つの
大きな人格体だ
そこから出発したら
一人一人が
宇宙とつながっていることが
わかるだろう
そうしたら核兵器など作って
皆殺しをすることなど
到底考えられないことで
そのうち他の優良惑星から
音信があるだろう
どうしてこんな良い星になったかを
よく聞くことだ

（宇宙人像に捧げる詩）
キリマンジャロ頂上に安置された
宇宙人像と
阿蘇高天原の
幣立神宮に奉納された
宇宙人像との交信が
一九九四年平成十一年十九日から
開始された
地球の平安と
人類の幸福とが
祈念され始めた
これは地球史の上からも
特記すべきことである
日本民族の新しい門出を告げる
太鼓よ
日にとどけ
月にとどけ

それは不思議な、実にありがたい、画期的な出来ごとでした。平成六年のまだ残暑がきびしい頃でした。アフリカの最高峰・キリマンジャロに行かれた石像とまったく同じ像が、わたしのタンポポ堂に届いたのです。それは観音の顔でもなく、童子の顔でもなく、むしろ人間の顔でもなく、どう見ても宇宙から渡来したような独特の顔でした。
送り主は、日本一の富士山の頂上か、浅間神社かに安置奉納したい意向でしたが、「念ずれば花ひらく 真民」と刻してあるものを富士山の頂上に置くということは、わたしの良心が許さぬし、また浅間神社に奉納することも許可なくてできないことですし、受納はしたものの、毎朝香を焚き、経を唱えながら、じっと見詰めて過ごしておりました。そして、十月二十九日がやってきました。その日の招喚は零時十分でしたから、いつもとさしたる違いはありません。わたしの毎日の記録ノート「詩記」にも特別のことは書いてなく、念の信仰について十行の詩を作っているくらいでした。
神示は突然にやってきました。就寝したのはいつもと同じ午後四時頃だったので、それから五時間後の午後九時でした。ふと目覚めたわたしに、
「この像は、富士山とか浅間神社に奉納するのでなく、聖地阿蘇高天原の幣立神宮に奉納するのが一番ふさわしく、また、そう望んでいられるのだ」
というお告げがあったのです。わたしは電流に触れたような衝撃を受けました。
「ああ、そうだった。なぜそこに気づかなかったのか」
と、ひとりでに、自分の頭を叩いて、そのありがたいお告げに感謝するばかりでした。
幣立神宮にはそれまで二度お参りして、宮司の春木秀映さんとは、その奥さんがわたしの妹が嫁いだ阿蘇郡蘇陽町菅尾にある玄高寺の、住職の妹さんという関係で親戚筋にあたります。二度お参りして、わたしはそこに「五色面」があり、その一つの黒は黒人を代表するものであり、御神体の鏡はダイヤモンドの原石であり、神宝の「水の玉」はエジプト渡来のものであることも知っていました。アフリカ最高峰のキリマンジャロの頂上に行かれた石像とまったく同じの、この宇宙人さんの行かれる処は、どう考えても幣立神宮以外になかったのです。
それで夜が明けると、早速、送り主にこのことを告げ、さらに幣立神宮の春木宮司さんへも、長い手紙を書いて奉納のことを懇請したのでした。そして十一月十九日、いよいよ記念すべき奉納式がきたのです。この日は「九州朴の会」の方々がたくさん参集してくださり、式は厳粛裡に無事に終わり、西方に沈みゆく日が大木に光り、その美しい光景が今もわたしの脳裏から離れません。
この日から、アフリカのキリマンジャロ頂上の宇宙人と、阿蘇高天原の宇宙人、そしてタンポポ堂の宇宙人、三人の宇宙人さんの交流交信が開始されました。

（宇宙人さんの声 青い星、地球に住む人たちへ）
こちらにも
山があり
川がありますが
暮らしている人たちは
みな平等です
そこが一番大きな
ちがいですね
これがわたしに届いた
第一声であった

（日の宮）
海から昇り給う
朝日を
船の上で拝み
山に沈み給う
夕日を
阿蘇高天原の日の宮
幣立神宮から拝む
一九九四年平成六年
十一月十九日の日の
ありがたさよ
民族の神
大宇宙大和神よ
この青い星に住む
生きとし生けるものに
平安と幸福を与え給え
（幣立神宮を日の宮とも言う。日出づる国の宮ということだろう）

（春木秀映宮司へ）
あなたと初めてあったのは
妹の結婚式の時であった
お互いまだ若かった
天孫降臨の地は
阿蘇だ
そこにわたしのお宮がある
是非来いとあなたは言ったが
わたしは行かなかった
あれから日本は動揺し
未曾有の大戦となったが
お互い死なず
六十年が過ぎた
今こうして宇宙人像を通して
あなたの祝詞（のりと）を聞いていると
神仏のなし給う
悠遠なおん計らいが
ひしひしと身にひびいてくる
妹を通してあなたとわたしとは
親戚となるが
それも神仏のおん計らいだったろう
御祭神大宇宙大和神のみ名を唱えて
お互い長生きしましょう

（結び）
人との結び
仏との結び
神との結び
最後に
大宇宙との結び
結びから生命が生まれ
いのちが誕生する
結びこそ日本精神の
根幹である

（神結び）
キリマンジャロの神と
阿蘇の神との
神結び
ああ新しい神話が生まれた
この喜びよ

（初夜）
新参の宇宙人さまは
初夜のしじまを
目覚めていて
何を思い
何を語らい給うや
日の宮の神々の
呼びかけ給う声を
木木よ
聞きとめ
わたしに伝えてくれ
しんしんと冷え
しんしんと冴える
聖地高天原よ

（阿蘇のある限り）
地球のある限り
阿蘇はあり
阿蘇のある限り
日の宮幣立神宮はあり
大宇宙大和神は在（い）まし
大宇宙大和神在ます限り
宇宙人像はあり
宇宙人像ある限り
念ずれば花ひらく真言はあり
ありがたきかな
うれしきかな

幣立神宮境内には「念ずれば花ひらく」碑を中心として「二度とない人生だから」と「めぐりあいのふしぎにてをあわせよう」の三つの碑がある。

（寅の一刻の祈り）
遠い昔
かつてここで
神武天皇が
世界平和の大宣言を
なされたという聖地に
額をつけて
地球の祈りをする
空には十八日の月が光り
天地静寂
ああ祈念すべき
寅の一刻の祈りよ
キリマンジャロの
頂上まで届け

（天地合一の聖地）
日の宮の在ます
阿蘇高天原は
天地合一の聖地
シャカも
イエスも
エジプトの神も
ここに来給うとや
ああ
聖なる地に建つ
真言碑よ

阿蘇高天原の日の宮幣立神宮は伊勢神宮よりも古い神社です。そこに神木である檜の大木があります。檜は火の木、霊（ひ）の木であり、聖樹なのです。こういう木に手を触れていると、気というものが、どんなものであるかが、よくわかります。病気になったり、災難に遭ったりすると、気が滅入ってきます。気は体と心の根源、一番大事なものです。そんな時、神木に額をつけて拝んでいると、大宇宙の気が体の中に入ってきて、不思議に好転してゆきます。
ともあれ、一九九四年十一月十九日は嬉しい日でありました。わたしにとって画期的な日であったのです。神仏が長生きさせて下さったのは、この神結びのためだったのだとまで、わたしには思われる告示でした。愚かな者には歳月が必要なのです。この日がくるまで六十年近くもかかっています。その間の歳月ガ、わたしにいろいろなことを語ってくれ、因縁五百生（しょう）という仏語が、神殿に座しているわたしの胸を叩くのです。十九日の夜は近くの「地球平和道場」に泊めて頂いたのですが、集まってこられた方たちに話をし、夕食を共にしたりして、いつもは四時に寝る習慣が八時を過ぎてしまいました。わたしの体は零時零分、つまり長短針が重なる時刻にお釈迦さまの召喚によって覚めるようになっているので、その日も十五分前に覚め、ずっと起きていて聖地の霊に包まれながら打坐し、因縁の不思議を感謝したのでした。
そういう意味からも、阿蘇高天原は、宇宙人像とともに、わたしの魂のふるさととなるでしょう。

















今日も本気で語ります!!

パーソナリティ	夢を語ろう My Friend【10分番組】
アシスタント	黒瀬英作さん
公開日	2024/02/29
過去の放送一覧	夢を語ろう My Friend【10分番組】