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2024/04/22【PRi愛媛】第1259回「朴庵例会の風光」(第14回)黒瀬英作の夢を語ろうMy Friendは、「新世紀の夜明けの祈り」②!!
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第1259回「朴庵例会の風光」(第15回)黒瀬英作の夢を語ろうMy Friendは、「新世紀の夜明けの祈り」②!!
新世紀の夜明けへの祈り
「疑えば花ひらかず。信心清浄なれば、花ひらいて仏を見たてまつる」
わたしはこの深海の真珠のような言葉のため、危うく一命を落とすところまで行ったのです。仏語だったから助かったのですが、どこに疑念があると、その透き間から羅刹(らせつ)が入り込んで、また元に戻ったりします。サタンという奴は、あの手この手で迫ってくる。旧約聖書のヨブ記を読み、悪魔と戦った時のことを、今も時々語ったりするのですが、疑いなく神仏を信ずるということは、実に至難なことなのです。
妙法蓮華経観世音菩薩普門品、世尊偈(せそんげ)の中で、わたしがよく書くのは「念念勿生疑(ねんねん、もっしょうげ)」という言葉です。
念念に疑いを生ずるなかれ、と読むのですが、ここで言う「念」は刹那(せつな)と同じことです。辞書には瞬間、またたくま、などと書いてありますが、極限的時間のことであり、時間の微粒子と言っていい、つまりそういう間でも疑ってはならないと、観音経では説いているのです。この言葉が丹田(へその下の腹部)にしっかと入っていないと、いくら観音経を唱えても駄目なのです。
さて、わたしが言いたいのは、大宇宙の神秘を疑う者はいないはずだということです。
にぎたづに船乗りせむと月待てば
潮もかなひぬ今はこぎいでな
万葉集の中の有名なこの額田王(ぬかたのおほきみ)の歌を見てもわかるように、潮の満ち干と、月との深いつながりは、大昔からみんな知っていました。知らなかったのは、宇宙的、科学的な万有引力説であります。
どんな科学者でも宇宙の神秘には頭を下げるでしょう。だが、宇宙の意志、つまり大念願を知らない科学者たちが作り出す地球破壊の製品、人間が人間を殺す兵器の数々、そういう人間たちの精神改造がなくして、地球の平和は到来しません。
大宇宙の大念願は大和楽なのです。
疑いありません、地球上のすべての人が、そういう想念を持ち、生きるようになったら、百億兆もの遊星の中の一つである青い母なる星に住む人たち・山河草木、生きとし生けるもの、どんなにか平和で幸福でありましょう。華厳経にたびたび出てくる「念念相続」という言葉が、今こそ改めて強く迫ってくるのです。
「大宇宙大和楽」と、この六字十音をわたしは真言として唱えつづけてくことにしよう。
240320(水曜)010
(時速十万キロ)
時速十万キロという速さで
回転している地球の
何という静けさか
一輪の花も揺れず
一羽の鳥も落ちず
そうした惑星が
百億兆もあるという
大宇宙の大生命よ
わたしは改めて頭をさげ
六字十音の真言を
唱え始めた
(春夏秋冬)
四季折々の
花が咲き
四季折々の
鳥が鳴き
四季折々の食べものがあり
四季折々の
着物を着
春夏秋冬の
声を聞く
こんな国が
どこにあろう
不平を言うな
みんなでもっと良い
国にしよう
明るい住み良い
国にしよう
どうも近頃
変な国になり
川を見ては
嘆くことが多くなった
川よ
この国を救ってくれ
(素粒子となって)
円相ヨガの祈り
これはわたしが考え出した
独自の祈り
天地人合一の祈り
大宇宙大和楽の祈り
ああ
阿吽(あうん)の祈りよ
素粒子となって
宇宙無限の彼方へ飛べ
(母性神)
宇宙は大母性神である
だから
もろもろのものを
生んで下さるのだ
なかには
手におえない
ものもいるが
やがては
その大きなふところに
帰ってゆく
たたえよう
この母なる神を
限りない
愛の神を
(月への祈り)
地球ができた時から
月は常に地球の周りをめぐってきた
だから地球のすべてを知っている
それゆえわたしは
彼岸の河原で
月に向って祈るのだ
満月となり
三か月となり
消えてゆくまで祈るのだ
地球の平安と
人類の幸福を
守り給えと
240321(木曜)011
(生きてゆこう)
絶望から希望へ
闇から光へ
自己を変えて
生きてゆこう
自分の力は微々として弱いが
宇宙の無限の力を借りて
この乱世を
生きてゆこう
世はすべて金、金、金
そうした祖国にあって
菜根を口にし
生きてゆこう
机の上には
小さな円相石があり
わたしに言う
もうすぐ新しい時代が来るのだ
みんなが楽しく生きてゆく
新しい人間の時代が来るのだと
それを信じて
生きてゆこう
(生きるのだ)
いのちいっぱい
生きるのだ
念じ念じて
生きるのだ
一度しかない人生を
何か世のため人のため
自分にできることをして
この身を捧げ
生きるのだ
(死して生きる)
死して生きる
これが草木の種の生命現象
人間も一度
何かで
これをつかむことだ
(大和楽の唄)
太鼓たたけば
宇宙が唄う
唄う嬉しさ
草木が伸びて
鳥が飛びくる
花が咲く
神も仏も一つになって
虹の雲湧く
大海原で
宇宙和楽の
大乾杯
愛する青いこの星を
悲しまするな
いつの日か
平和の鐘よ
鳴りひびけ
ああ
大宇宙
大和楽
240322(金曜)012
わたしは長い間、日光吸引・月光吸引・明星光吸引という三つの光を吸飲する「三吸飲行」を続けております。そういう人間になったのも、二十世紀の初め、1909年1月6日に生まれたからでありましょう。十九世紀が終わり二十世紀となり、世界のみんなの心は新世紀を迎えた喜びで、満ち溢れていたと思います。地球もどんなに喜んだことでしょう。古い光が新しい光に変わった、それは人間だけでなく、生きとし生けるものがみんな感じたことであろうと思います。
わたしの体の中には、われは世の光なりと言われたイエス・キリストを最高の詩人として敬仰してきた素因となっているように思います。でもそんなにして迎えた二十世紀も、動乱と戦争の連続のまま終わろうとしています。しかし、そんな中にあっても、わたしが虚無にもならず暗い時代を生き抜いてきたのも、この光を体の中に持っていたからでしょう。
宇宙学者によると、大宇宙には惑星を持つ「太陽」が、二十億兆もあると言われています。それが何十億年も何の狂いもなく整然と動いているのです。まったく頭のさがる宇宙の神秘であり、一大華厳です。
わたしはそれも、神とも、仏とも言わず、
「大宇宙の
大念願は
大和楽である」
と表現しました。
それは共存と共生してゆく、親しいつながりを持つからです。二十一世紀以後は科学と宗教とが一致してゆかなくては、真の平和はやってこないでしょう。真の平和なくして幸福もありません。宗教家がいくら平和を叫んでも、核爆弾、核兵器を造る人間がいる限り、平和はやってきません。どうか一人でも多くの人が「大宇宙大和楽」と唱えて、その「想念」を確実なものにしてほしい、そう祈念してやみません。
光はそこから発してまいります。
今日も本気で語ります!!
パーソナリティ | 夢を語ろう My Friend【10分番組】 |
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アシスタント | 黒瀬英作さん |
公開日 | 2024/04/22 |
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